・All-in-One WP Migrationの使い方は?
こんな疑問にお答えします。
All-in-One WP Migrationは、WordPressサイトのデータを簡単にエクスポート(バックアップ)し、別のWordPressサイトにインポートするためのプラグインです。
移行やサイト引っ越しのときに重宝します。
バックアップの役割も持つのでかなり便利。
使い方を知っておくべし
ということで、この記事では「All-in-One WP Migrationの使い方」について解説していきます!
・All-in-One WP Migrationとは?
・All-in-One WP Migrationの使い方
・All-in-One WP Migrationの注意点など
目次
【WordPress】All-in-One WP Migrationとは?【移行や引っ越し可能】
All-in-One WP Migrationとは、WordPressサイトのデータをエクスポート/インポートできるプラグイン。
簡単に下記をまとめてエクスポートすることができます。
- 設定
- テーマ
- メディア
- プラグイン
- データベース など
サイト移行や引っ越し作業が、簡単に実装できてしまう。。かなり便利。
【WordPress】All-in-One WP Migrationの使い方【プラグイン】
All-in-One WP Migrationの使い方はこちらの手順。
- インストールして有効化
- 管理画面の「All-in-One WP Migration」項目をクリック
順に見ていきましょう。
まずAll-in-One WP Migrationプラグインをインストールして有効化しましょう。
All-in-One WP Migrationと検索すればでてきますよ。
有効化すると管理画面の設定に「All-in-One WP Migration」の項目がでてきます。
エクスポート | WordPressサイトのデータをエクスポート(バックアップ) |
インポート | 別のWordPressサイトにデータをインポート |
バックアップ | WordPressサイトのバックアップを取得 |
新機能 | プラグインの最新機能や更新履歴が表示 |
基本的に「All-in-One WP Migration」は下記のように使用します。(案件にもよりますが)
- エクスポートする
- 別のWordPressサイトにてインポートする
- 場合によってバックアップを作成
つまりあとやることは、エクスポートとインポートって感じですね。
【WordPress】All-in-One WP Migrationのエクスポート方法
エクスポート方法を見ていきましょう。
まずどんな条件でサイトのデータをエクスポートするか決めていきます。
- 検索 置換
- 高度なオプション
- エクスポート先
指定した文字列を別の文字列に置換することが可能。
例えば、WordPressサイトのURLを変更する場合ですね。
データベース内のURLを変更する必要がありますが、All-in-One WP Migrationの検索置換機能を使えば、データベース内のすべてのURLを簡単に変更することができます。
エクスポートしないデータを決めれたりなど、オプションを設定できます。
エクスポートファイルの保存先を指定できます。通常は「ファイル」を選ぶことが多いですね。
先ほど紹介した条件やオプションを設定します。
通常、何も設定せずそのままでOKかと。
保存先を設定します。
通常は下記画像のように「ファイル」を選択。
するとダウンロードを開始します。
「ダウンロード」ボタンをクリックして、エクスポートしましょう。
するとエクスポートしたものがファイルに保存されます。
これでエクスポート完了です。
All-in-One WP Migrationは無料版と有料版があります。
無料版では512MBまでしかインポートできないのが注意点。
もしデータが大量だった場合は、高度なオプションにてエクスポートしないファイルを選択しましょう。
例として画像を含めないことで容量を減らすことができます↓
【WordPress】All-in-One WP Migrationのインポート方法
続いてインポート方法を紹介していきます。
別のWordPressサイトにて「All-in-One WP Migration」をインストールしておきましょう。
インポート元を設定しましょう。
先ほどエクスポートの保存先に選んだ「ファイル」を選択します。
先ほどエクスポートしてダウンロードした「.wpress」ファイルを選択します。
あとはインポートするのみ。
インポートが終わると下記画像になるので、「開始>」をクリック。
その後「完了」ボタンをクリックしましょう。
これでインポート完了です。
異なるURL構造が設定される場合があるので、パーマリンクを更新しておくべし。
「ダッシュボード」⇒「設定」⇒「パーマリンク」から、「変更を保存」をクリックしておきましょう。
【WordPress】All-in-One WP Migrationのインポート方法【その他編】
All-in-One WP Migrationを使った場合の、その他の注意点などを最後に解説しますね。
- 容量制限を上げる裏技
- PHPのバージョンを確認しておく
- ユーザー名とパスワードも変わる
- メディアライブラリを対象外にした場合
- インポート前にバックアップを取っておく
順に見ていきましょう!
無料版を使っていても場合によっては512MBより小さい容量の制限になっていることがあります。
この場合、レンタルサーバー側で設定を変えれば制限容量を上げることが可能です。
コントロールパネルへ
「サイト管理」⇒「サイト設定」⇒「応用設定」⇒「PHP設定」⇒「php.ini編集」をクリック
右側のペンアイコンをクリックして、下記コードを入力します。
post_max_size=512M
upload_max_filesize=512M
これで容量制限が512MBになります。
インポート前に必ずPHPのバージョンを確認しておきましょう。
というのも移行元と移行先でバージョンが異なると、インポートできないトラブルにつながるため。
そのためバージョンを確認して合わせておくべし。
といってもPHPのバージョンを上げることで不具合が起きることもあるので注意が必要です。
インポートするとユーザー名とパスワードも、移行元のものに変わります。
そのため必ずメモしておきましょう。
メディアライブラリを対象外にすると、画像がインポートできません。
その場合はFTPにて画像をアップロードすればOK。
下記のフォルダに画像が入っているので、移行先と同じ階層にアップロードしましょう。
/wp-cotent/uploads
当たり前ですがインポートするとデータが変わります。
そのため必ずバックアップを取っておきましょう。
インポート前に、エクスポートするのがオススメだね
【WordPress】All-in-One WP Migrationの使い方【移行や引っ越し可能】:まとめ
- 簡単にエクスポート可能
- 簡単にインポート可能
- バックアップとしても重宝
- 無料版は512MBまで
簡単にサイト移行ができるので便利だよ!