・wp_headの不要な出力コードを削除するには？
こんな疑問にお答えします。
デフォルト状態だと、WordPressではheadの中にたくさんのコードが出力されます。
中には不要なものも。
実はあるコードを記述すれば、簡単に削除することが可能です。
簡単にできるよ！
ということで、この記事では「wp_headの不要な出力コードを削除する方法」について解説していきます！
wp_headの不要な出力コードを削除する方法
目次
【WordPress】wp_headの不要な出力コードを削除する方法
WordPressのwp_headによる不要コードを削除するには、functions.phpにて「remove_action」を使えばOK。
例としてはこんな感じ↓
remove_action('wp_head', 'wp_generator');
remove_action('wp_head', 'adjacent_posts_rel_link_wp_head', 10, 0);
remove_action('wp_head', 'feed_links', 2);
remove_action('wp_head', 'feed_links_extra',3,0);
remove_action('wp_head', 'rsd_link');
remove_action('wp_head', 'wlwmanifest_link');
remove_action('wp_head', 'index_rel_link');
remove_action('wp_head', 'wp_shortlink_wp_head');
remove_action('wp_head', 'parent_post_rel_link');
remove_action('wp_head', 'start_post_rel_link');
remove_action('wp_head', 'rel_canonical');functions.phpを触るときはバックアップをとっておこう！
コードの意味を簡単に1つずつ紹介していきますね。
remove_action('wp_head', 'wp_generator');wp_generatorは、WordPressのバージョン情報を出力するアクション。
WordPressのバージョン情報を非表示にすることができます。
【対策】WordPressのバージョン情報を非表示にする【JS・CSS】 remove_action('wp_head', 'adjacent_posts_rel_link_wp_head', 10, 0);adjacent_posts_rel_link_wp_headは、ウェブサイトのヘッダーセクションから「前の記事」と「次の記事」へのリンクを出力するアクション。
rel=’prev’とrel=’next’のリンクタグのことですね。
remove_action('wp_head', 'feed_links', 2);feed_linksは、ウェブサイトのフィードURLへのリンクをHTMLの<head>セクションに追加するアクション。
RSSフィードを非表示にする役割になります。
remove_action('wp_head', 'feed_links_extra',3,0);feed_links_extraは、ウェブサイトのヘッダーセクションから追加のフィードリンクを出力するアクション。
コメントのRSSフィードを非表示にする役割になります。
remove_action('wp_head', 'rsd_link');XML-RPCのエンドポイントを含むリンクをヘッダーに出力しなくなります。
XML-RPCは、WordPressの外部からコンテンツを投稿したり、データを取得したりするためのプロトコルです。
xmlrpc.php?rsdのURLを非表示にする役割になります。
remove_action('wp_head', 'wlwmanifest_link');Windows Live Writerという外部のブログ投稿ツールからWordPressの投稿機能を利用する際に必要な、Windows Live WriterマニフェストファイルへのリンクをHTMLの<head>セクションに追加するアクション。
remove_action('wp_head', 'index_rel_link');index_rel_linkは、現在のページがウェブサイトのインデックスページであることを示すために、HTMLの<head>セクションにrel="index"を含むリンクを追加するアクション。
remove_action('wp_head', 'wp_shortlink_wp_head');wp_shortlink_wp_headは、短縮URLをHTMLの<head>セクションに追加するアクション。
remove_action('wp_head', 'parent_post_rel_link');parent_post_rel_linkは、現在の投稿やページの親となる投稿やページへのリンクをHTMLの<head>セクションに追加するアクション。
remove_action('wp_head', 'start_post_rel_link');start_post_rel_linkは、現在の投稿やページの最初の投稿やページへのリンクをHTMLの<head>セクションに追加するアクション。
remove_action('wp_head', 'rel_canonical');rel_canonicalは、ページの正規URLをHTMLの<head>セクションに追加するアクション。
【WordPress】wp_headの不要な出力コードを削除する注意点
wp_head内のコードがいらなく削除する場合は注意が必要です。
というのも場合によっては、そのコードが必要になることもあるため。
例えば外部のブログ投稿ツールを使っている場合は、下記コードを記述しないほうが良いです。
remove_action('wp_head', 'rsd_link');時と場合によって不要なコードを削除するようにしましょう。
ちなみに絵文字対応用の出力コードも削除できますよ↓
【対策】WordPressの絵文字機能を無効化する方法 【WordPress】wp_headの不要な出力コードを削除する方法：まとめ
- デフォルト状態だと、WordPressではheadの中にたくさんのコードが出力される
- wp_headによる不要コードを削除するには、functions.phpにて「remove_action」を使う
- 時と場合により削除するか決めるのが大事
wp_headの不要なコードを削除したい場合は使ってみてね！
